今年もこの季節がやってきました。ねっとり美味しいジャージー・ロイヤル✨✨✨

ジャージー・ロイヤル(Jersey Royal)は、イギリス海峡に位置するジャージー島で栽培される特別なジャガイモで、原産地名称保護制度(PDO)により保護されています。
今や、ジャージー・ロイヤルは、ジャージー島の農業収入の約70%を占める主要な作物で、99%がイギリス本土に輸出されているそうです 。
それにしても販売名に「ロイヤル」が入っているなんて、高貴な香りが漂いませんか?
実は、フランスの海岸近くに位置するジャージー島は、イギリス本国の一部ではなく、独自の法律や議会を持ちつつ、イギリス国王を元首とする特別な自治領【イギリス王室属領】なのです😮
このような歴史的・政治的背景と、ジャージー島で生まれたジャガイモという地域の誇りを表す意味で、「ロイヤル」が名前の中に入っているそうです。
ジャージー・ロイヤルの起源は、150年ほど前の1878年。
ある農夫が大きなジャガイモを購入し、それを友人たちと分けて植えたところ、薄い皮を持つ新しいジャガイモが育ちました。この新種は「ジャージー・ロイヤル・フルーク(Jersey Royal Fluke)」と名付けられ、だんだんと縮まって「ジャージー・ロイヤル」と呼ばれるように。
「フルーク(Fluke)」は、「偶然の成功」や「予期せぬ幸運」を意味します。この新種のジャガイモの登場は、まさに偶然の賜物。150年に渡って、ジャージー島の農業にとっての大きな幸運となり、島の主要な農産物としての地位を確立したんですね。やりましたね✨✨✨
先週1㎏を購入し、ローストチキンと一緒に調理しました。
もちろん、この日の夕食の主役はローストチキンだったのですが、それに引けを取らない主役級インパクトのジャージー・ロイヤル 。チキンのタレに絡んで、ねっとりと美味しいこと美味しいこと。
ローストチキンは、タレに半日ほど漬け込んで、焼いたものです。電子レンジで柔らかくしておいたジャガイモを敷き詰め、その上にお肉をタレごと入れて、オーブンに。いろいろなレシピを試して、アレンジしたものですが、今のところ我が家の最強ローストチキンです。
ローストチキンの作り方
材料(5人前くらい)
・鶏肉(骨付きがおススメ) 500g~1㎏
・醤油 80㏄
・麺つゆ20㏄ (なければ、醤油を100㏄に)
・酒 50㏄
・砂糖 大匙5
・塩麹 小匙1(塩でもOK)
・ニンニク&生姜スライス 適当
・ローリエ 1,2枚
作り方
①鶏肉以外のたれをよく混ぜ合わせ、鶏肉を漬け込む。できれば2時間以上がおススメ。
②トレイに加熱済みのジャガイモを並べ、その上に鶏肉をタレごと加える。
③190℃に予熱したオーブンで30~35分焼く。
そうそう、今が旬と言えば、ジンの季節でもあります。氷が必須なので、もともと狭い冷凍庫に、氷の為のスペースが必要になり、もうぎゅうぎゅう詰め😅
私は飲めないのでわかりませんが、このジンとライムのグリーンコンビは、夫にとっての夏の風物詩。250年の歴史を誇るブランド、Gordonのジンが好みのようです。トニックウォーターで割り、永ちゃん気取りで飲んでいます。(わかる人には、わかるらしい、、)
日本ほど夏が長くないので、我が家では、気温が20度以上になればその日はもう「夏」認定。週2日の休肝日を自分に課している夫も、「夏」認定日だけは、休肝日免除というルール。
このジン、日本でも売られていますが、アマゾンを覗いてみると、ボトルデザインは全く違うものの、同じGordonのジンが、半額以下だぁぁ。😮
そういえば、夫が愛するウィスキーのマッカランも半額近かったなぁ。なんでだろう?🤔
